教科書を開いて、さあ、

いつだって泣きそうだった。

 

これはホルモンの影響なのか。

私の頭がおかしいのか。

 

情緒不安定で論理がめちゃくちゃな文章を書くのが得意だ。

きっと私はそういう人間で取り繕っても取り繕っても

その危うさが出てきてしまう。

 

彼のことを好きだと思う。

彼に愛されていることを幸せだと思う。

手放したくないし、私から彼がいなくなることを想像しただけでつらい。

私の大切な一部が切り離されてしまうような感覚に陥る。

 

なぜなら、もう大人になると、

新しい素敵な人を見つけるにはそれなりの努力と

あとは妥協が必要だと知ってしまったから。

 

若さに甘えて新しい恋人を見つけることは難しいだろう。

セックスは出来ても、大切な日に隣にいてくれる人を見つけるのは難しい。

もうそうなってしまったんだ。そこまでたどり着いてしまった。

私が目をそらしてる間に世界はきっと進んでいて、みんな何かしらのモノを積み上げて

いくらかの自信とお金と経験と、いろんなものを振りかざして私の心を揺さぶってくる。

私のことを大切な誰かにすることはなく、

さみしさの解消と性欲のはけ口として扱ってくる。

 

そんな風に扱うのなら、お金を頂戴よ。無料で体を差し出すなんて、愚かなボランティア。

満たされることのない遊び。彼と一緒にいて何かいいことがあったけ。

何もない。

 

嘘。

 

何もなくはないけれど、

彼らの職種について少し知識がついて、考え方にあこがれて、何冊か本を買って、

彼の好きなものを買って、彼に好きだと思われたくて身だしなみを整えた。

 

彼らが彼女として扱う母集団の中に私は入れてたのかな。

きっと無理だった。きっと無駄だった。

彼らと出会えて一番得たものは「期待しない」というメンタルよ。

 

この人もどうせ離れていくんだろうなって思うと深く愛せなくなった。

きっと知らないところでほかの女を抱いているんだと思うと、家の洗面台に女物の化粧品があっても驚かなくなった。

 

そうやって少しずつ心を削ることはできた。これが成長なら、知りたくはなかったけど

 

考えても考えてもずーーーーーっとずっとこんな話。

 

ほんとにほんとにくだらない自分に嫌気がさす。

恋愛恋愛恋愛恋愛誰に大切にされるかされないか誰とセックスするかプレゼントは何をもらったのか結婚式はいつできるのか指輪のブランドはなんなのか彼の職業は彼の稼ぎは彼の顔は彼のスタイルは

 

ほんとにほんとに馬鹿みたいだなと思う。

恋愛はでも一番楽しい娯楽なんだろうな。誰かに認められやすいし、

人がいればすぐに始められる。一番手っ取り早いゲームで、飽きないし、うまくいったときのリターンが大きい。こう書くとほんとすごいね。

 

医者と結婚できたら人生あがれるのかな

 

いつまでもいつまでも私はコンプレックスを抱いてるけど

自分の能力に対して、何も社会にできないことに、

きっと私が無力であることにずっとコンプレックスを抱いてるけど

もう過去にはもどれない。